熊の爪痕が残る廃集落、埼玉県秩父市「冠岩集落」

埼玉県秩父市、浦山ダム周辺の廃集落シリーズ第5弾です。

今回は「冠岩集落(かむりいわ集落)」に訪れました。

秩父側から県道73号線を車で進んでいくと
林道「広河原逆川線」と分岐するあたりで車両通行止めとなります。


左に行くと県道73号線、右に行くと林道「広河原逆川線」。

通行止めとなる場所には「上名栗への車両通行不可」という看板も設置されており、この上名栗方面に進むと、今回の目的地である「冠岩集落」があります。

この場所から歩いて15分程度、ハイキングコースを登っていきます。


道中、熊と思われる動物が剥いだであろう、こんな木を数本見つけながら歩いていくと、今回の目的地に到着しました。


木々に囲まれた木造住宅。


遠めから見ると、まだ人が住んでいるかのような雰囲気。


近づいてみると、廃屋でした。
でも廃屋とは思えないくらいきれいな状態でした。


軒先にある電球の笠が外れて、ちょっぴりマヌケな姿に。

母屋の横にあった物置兼トイレ。

湯船や洗濯機が置いてありました。


湧き水?水道?
以前はホースから水が出ていたそうですが、訪れたときは水は出ていませんでした。


この場所でお米を研いでいたのでしょうか。
こんな釜で炊くお米を久しく食べていませんが、なんだか食べたくなってきました。

2軒目のお宅。
先ほどのお宅とは違い、少々荒れた状態。


囲炉裏の灰が飛散したのか床が真っ白。
いたるところに動物(鹿?)の糞が転がっていました。


建物の横に周りました。
こちらの部屋は台所だったのでしょうか、冷蔵庫と食器が散乱しています。


1軒目との位置関係はこんな感じ。


続いて母屋の横にあるトイレ。
今までの集落でもそうでしたが、トイレが外にある家が多いですね。


おや、怪しい目がこちらを見ています。


探索中に見つけた怪しげなペットボトル。
諸行無常と書かれた裏には何やら別の文章がずらっと書いてありました。


廃集落となってから枝打ちが行われなくなったのでしょうか。
枝が伸び放題の状態の場所がありました。このような状態ははじめて見ました。


こんなお花も咲いていました。かわいい。


3軒目は完全に屋根が落ち、倒壊していました。

すぐ横には土に埋もれたホンダのカブ。
撮影しているとオレンジ色の木漏れ日が差し込んできて、言葉にはできないけれど素敵だなと感じる1枚が撮れました。


調べてみたところ、1958年(昭和33年)頃に製造されたスーパーカブC100という車種のようです。


この場所から見下ろすと2軒目の家が建っています。

この集落では母屋を3軒確認することができました。そこまで大きい集落ではなかったようです。写真でご紹介したように3軒ともすぐ近くに建っており、もしかしたら一族で暮らしていたのでしょうか。

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